見ての通りコーヒーがなみなみと注がれていない。新人の女の子がケチって注いだわけではないだろう。むしろコーヒーを席に運ぶまでにコボレることを避けるために少々少な目にした可能性もある。
しかし、空しい。コーヒーを飲む間、2本のタバコを吸うが2本目を吸うときには、かなり減っていて大変な物足りなさを感じてしまう。もう少し注いでちょうだいよ!とお願いすることも出来るだろうが、どん欲なおじさんと思われそうというか、うるさい奴と気分を害されそうで、ついつい遠慮してしまう。
美味しいコーヒーなのでタップリ味わいたい賤しい願望が沸々と沸く。折角の週始めの月曜日。一週間元気に仕事をするのに残念な気持ちを抱えたまま会社に行きたくない。さらに一杯、金を払ってお代わりをもらおうか…勇気を出して注文しようとの気持ちも萎えている気弱な自分が憎い。

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